親知らずを抜くときはどんなとき?
・親知らずが原因で歯周病がひどくなっている時
・親知らずが原因で手前の歯が虫歯になっている時
・磨きにくく、改善が困難で、移植などの可能性がない時
・妊娠前で、抜いた方がメリットが大きい時
レントゲン撮影をし、その方の状況を把握し、最良の方法をお伝えしております。
親知らずを抜いた後も歯周ポケットが残ることがあります
親知らずを抜いたところの歯周ポケットが深い患者さまが多くいらっしゃいます。
歯ブラシが届かない歯周ポケットは、菌の温床になりやすく、口腔内のトラブルの原因になります。
そのため、当医院では、抜歯時に人工骨を入れるプランもご用意しています。
以下の患者様は31歳女性、「親知らず抜きたい」ということで来院されました。
<治療前>
水色の〇の歯を抜歯しました。
<治療後>
赤〇の箇所に人工骨を入れました。
親知らず抜歯後、抜いたところに人工骨を入れて術後4ヶ月後。骨がしっかりとでき、歯周ポケットは平均3mmと良好でした。
親知らずを抜歯後に深い歯周ポケットが残存するということは多々あります。なぜなら、成人後、骨は自然に減ることはあっても、上記のような手術をしない限り、増えることはありません。
歯周ポケットが3mm以上ある場合、歯ブラシの毛先が届きにくくなり、歯周病菌の棲家となります、そうなると、歯茎が腫れたり、膿んでしまったりと、トラブルの原因になりかねません。
親知らずを抜きたいが、歯周ポケットが気になる、、など、ご興味のある方は、お気軽にスタッフまでお尋ねください。
ただ、人工骨を入れたほうが抜歯後腫れますので、ご了承ください