患者さまとの会話シリーズ Vol.6-1
患者プロフィール:Aさま(60代・女性)
気になりごと:
・前歯がグラグラし、歯を抜かなくてはいけないが、入れ歯は嫌。
・インプラントなどの手術はしたくない。
・でも、歯は削りたくない。
・きれいに治してほしい。
などの条件を満たす治療が無く、放置してしまった
歯を抜いた後の処置として、インプラント?ブリッジ?入れ歯?についても、よく相談をうける内容の一つです。
ブリッジは健康な歯を削らなくてはいけないというイメージがありますが、現在では削らなくてもよいブリッジもあります。(適応症に限りはあります)
接着性ブリッジの適応症:
1歯ないし、2歯までの少数歯欠損。隣の歯は健康なエナメル質がある生活歯の場合。
必要な検査・検査項目:
隣の歯の状態。歯がないところの状態。噛み合わせ。口腔衛生状態。
参考:日本補綴歯科学会
まとめ:
適応症内であれば、健康な歯を最小限削らずに済む治療方法です。気になる場合は、是非、歯医者さんに相談をしてみてください。