削る歯を最小限に「シングルリテンションブリッジ」

ブリッジ治療というと、健康な歯をたくさん削らないといけないイメージがありますよね。でも、最近は削る歯を最小限に抑えた治療法もあります。

シングルリテンションBr（接着性Br）とは

歯をほとんど削らずにBr（ブリッジ）を作成する方法です。

この治療をおすすめする方

１．1歯ないし、2歯までの少数歯欠損
２．支える歯が健全歯（神経あり、エナメル質多量の虫歯のない歯）
３．噛み合わせが強くなく、咬合のバランスが良い（かみ合わせが深い）
４．広い接着面積を確保可能

メリット

• 最小限の侵襲ですむので身体への負担が少ない
• 治療期間が短い
• 治療費が比較的安価

デメリット

• 通常のブリッジに比べて外れる可能性が高い
• お勧めできる方が限られる
• 保険適応外

シングルリテンションBrの症例紹介

この患者さんは、今まで気になってはいたけれど、Brやインプラントはしたくないため、悩んだまま放置しておられました。極力、歯への侵襲を抑えた治療を希望していたため、今回シングルリテンションBrにて治療を行うことにしました。

シングルリテンションBrの治療とながれ
１．抜歯する部分の型をとる（抜歯した日に歯抜けにならないように仮歯作成のため）
２．１の仮歯の準備が整ったら、抜歯後、仮歯をセットする

歯を抜いて歯茎が落ち着くまでの3ヶ月は仮歯で過ごします。画像は仮歯を外し、歯をセットする前の状態です。

【 歯セット後 】

通常のブリッジは気が進まない方、一度ハニー歯科へご相談ください。