ガミースマイルの手術後は切開部が完全に治癒するまでに、ご本人が感じられる上唇部分の“つっぱり感”が半年程度続くことがありますが、通常はご本人以外にはわかりません。
ホワイトニング
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ガミースマイルOPE
ガムピーリング
セラミッククラウン
マウスピース
インビザライン
高濃度ビタミンC点滴
ウォーキングブリーチ
ホームホワイトニング
矯正
虫歯治療
マタニティー歯科
親知らず
入れ歯
ボトックス注射
予防治療
ホワイトニング
小児歯科
根の治療
抜歯
インプラント
歯周病治療
痛くない麻酔の為に
ガミースマイルの手術後は切開部が完全に治癒するまでに、ご本人が感じられる上唇部分の“つっぱり感”が半年程度続くことがありますが、通常はご本人以外にはわかりません。
治療後の傷は目立ちません。また、2週間程度で傷口も塞がり、傷も目立ちませんのでご安心ください。治療直後の歯茎は治癒するまで術後専用の歯ブラシで磨いていただきます。
腫れのピークは術後3日程度でそれ以降は多少の腫れ感がありますが、1週間程度で腫れもひいていきます。腫れの程度についてですが、個人差はありますが、親知らずの抜歯ほど腫れません。
お年を召されることで、稀にお口のなかのたるみやしわが影響し、徐々に粘膜も延びることがありますが、近い将来では起こりませんのでご安心ください。
ガムピーリングの痛みはジワジワするような痛みで、痛いというよりは、薬品のにおいがするという印象の方が強いかもしれません。人によっては、施術後2~3日の間、ハミガキの時に少ししみることがありますので施術を行った場所はブラシが強く当たらないように気をつけてください。
歯ぐきの黒ずみ(メラニン色素の沈着)の原因は、喫煙、口での呼吸(不適切なハミガキ、色の濃い食べ物)による歯ぐきへの刺激です。歯ぐきの黒ずみは、それら刺激に対する体の防御反応であるため、適切なハミガキをしっかりと行い、喫煙、紅茶、コーヒー、赤ワインはなるべく控えることが美しいピンク色を保つポイントです。
妊娠中でも影響はないと思われますが、実証されたデータはないので出産後の治療をおすすめします。
ガムピーリングの治療は一度のご来院で治療が済む方が多いですが、メラニン色素の沈着がひどい場合は複数回の治療が必要になることがあります。
ガムピーリングの施術後、歯ぐきが白っぽくなることがあります。これはカサブタのようなもので、剥がれるまでに2~4日間くらいかかります。その後、1~2週間ほどで美しいピンク色の歯ぐきになります。通常は平均2~3回のご来院で良好な結果が得られますが、黒ずみの程度・歯ぐきの質などは個人差があるため効果には差が出ることがあります。
仮歯とは、製作中の正式な歯が入るまでの間、その代わりに入れておく仮の歯です。見た目は歯の色ですが、プラスチックですので十分な強度がありません。
長期の使用では色が変わったり、すり減ったりします。また、削った歯がずれたりしないように、ある程度噛めるようにするためのものです。そのため、仮歯を入れておかないと正式な歯が合わなくなることがあります。
仮歯は、治療途中に用いるものであり外すことも考慮し、意図的に強く取り付けておりませんので、粘着性のあるガム・アメなどは避けてください。
普通の食事は大丈夫ですが、あまり硬いものを食べたりすると壊れたり、外れたりします。
※万が一、取れてしまった場合は必ず仮歯をご持参ください。
ご予約前でもご心配ことありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
オールセラミッククラウンおよびセラミックインレーの健康保険適用はありません。全て自費診療となっております。
銀歯の部分を目立たなくする治療は可能になります。ほとんどの場合において、銀歯を外してセラミックのクラウンまたはインレーを装着することで目立たなくすることができます。まれに、保険の白い歯が適用になる場合もあります。 状態によっては様々な処置が必要となることがありますので、お気軽にご相談ください。
セラミックは変色をすることはありません。また、セラミックはプラークが付着しにくい特徴もございますので、歯の色だけでなく清潔さも維持する事ができます。
歯の神経が無い歯でもセラミッククラウンにすることは可能になります。歯の神経の有無に関わらず、セラミッククラウンで被せることができます。セラミッククラウンで被せることにより、黒ずんだ歯を白く自然な歯にすることができます。
セラミックは天然の歯と同等か、それ以上の強度があります。水晶の硬さのようだと言われています。水晶も普段は欠けたりしないのですが、高いところから落とすと割れてしまうかと思います。夜、過度な歯ぎしりをsっひている場合や、セラミックを入れた側の反対側の歯の噛み合わせが変化し、咬合力が変化した場合などは、欠けてしまう場合がございます。ここ最近では、お口を開けた時に見える金属をきらい、奥歯にも審美的に綺麗な白い歯を求められる方が増えてきています。
別名ナイトガードともいわれているもので、夜間に上の歯を覆うカバーのようなものを装着する方法です。
治療の流れは①型取り②噛み合わせをとる③マウスピースセットの3回で完成します。その後、マウスピース調整を適宜しながら噛み合わせを調整していきます。
ナイトガードが当たって小さい音がする場合もあります。しかし、歯よりもやわらかいプラスチックですので歯は守られます。
音の原因は歯ぎしりですので、歯ぎしり対策として
・睡眠直前まで緊張感を強いる仕事をしない
・睡眠の2時間前からリラックスを心掛ける
などによって、歯ぎしりも減る場合があります。
歯ぎしりの原因はさまざまです。お口の中を拝見させていただき、噛み合わせに問題があるのか、顎関節に問題があるのかなどを調べた後、行動認知療法や自宅でのマッサージのみで緩解する場合もありますので、ぜひ、ご相談ください。
マウスピースは歯の型取りをして作製します。市販で温めたらできるものが売られていますが、 それは自分の歯にフィットさせるのは難しく、まれに症状を悪化させる場合もありますのでご注意ください。
型取り後、噛み合わせのステップがなければ、1週間もあれば完成します。お値段も保険治療でできますので、5000円程度で作製できます。
痛みや違和感がある時は、一度ご連絡ください。持ってきていただければ、調整いたします。
歯ぎしりは眠っている間に無意識のうちに行っていますので、ご本人がそれをやめるのは難しいかもしれません。そのため睡眠中にマウスピースをつけることで歯ぎしりから守ります。※歯ぎしりによってマウスピースが削られ、歯が削れるのを防ぎます。
以前はマウスピースで眠れなかったという方も、当医院作成のマウスピースを継続してお使いいただくことで安心して眠れられている方もおり個人差があります。
ボトックス注射を併用したりなど方法をご相談していきましょう。
インビザライン矯正のマウスピースの内側にホワイトニングジェルを注入してから装着することで、歯を移動させながら、同時にホワイトニングをすることが可能です。ホワイトニング専用のマウスピースを作る必要がなく手軽にホームホワイトニングを始められます。
インビザライン矯正のマウスピースをはめた状態でのご飲食はご遠慮いただいております。矯正用マウスピースを装着したまま、ご飲食できるのは、厳密に言うと水のみになります。
矯正治療は、ワイヤーでもマウスピースでも、小児でも成人でも、大なり小なり痛みが伴います。特に新しいアライナーを使い始めて3~5日間は若干の負荷感が生じるのが一般的です。ただし、マウスピース矯正は従来のワイヤー矯正と比べて歯の移動量が少ないため痛みが出にくく、矯正装置を外して食事をすることができます。また装置が粘膜に接触してできる口内炎による痛みも格段に少なくて済みます。
マウスピース矯正に限らず、矯正治療を行った際には「保定」と言って、動かし終わった歯を安定させる期間が必要になります。保定のためのマウスピース「リテーナー」を使って固定することで、歯を支える歯槽骨を元の状態に引き締め、矯正後の後戻りを防止します。骨折した後のギブスと似たような感じです。
この保定をしっかり行わないと、歯並びが戻ったり、新たな問題が生じたりしやすくなりますのでしっかり保定していきます。保定の装着時間や期間は、顎の状態と歯の移動量により、患者さまの負担が少なく、かつ効果的な方針をご提案させていただいております。
症例により異なりますが、矯正治療を行う歯に追加のスペースや接触点が必要な場合は、治療の一環として歯を磨いたり、削ったりする場合もあります。
アライナーケースにて保管してください。ティッシュとかに包んでしまうとたまに捨ててしまうことがあるようです。また、1つ前のアライナーを保管されたい場合は、アライナーが収納されてくるアライナーバッグに保管していただければと思います。
アライナーを交換するタイミングについては、 1週間で交換を推奨しています。
マウスピース矯正は口腔内スキャナーで3Dの歯型をとり、少しずつ歯が動くように作製しております。効果的に治療結果を得るために、治療中はアライナーを1日20~22時間装着してください。
アライナーを取り外して飲んでください。装着したままお酒を飲むと、色素が付着する可能性があることや、砂糖や酸が含まれている飲み物は、虫歯のリスクが高まりますので気をつけてください。
毎日使用していただきます。アライナー交換の時だけでなく装着の都度、噛んでいただきます。アライナー交換時期には十分に時間をかけて使用して歯列全体になじませていきます。
高濃度ビタミンC点滴は副作用のほとんどない優しい治療になりますが、点滴中に血管に針を指した部位から血管にそって痛みが出ることがあります。その際はご遠慮なくお声かけください。
以下の方はビタミンC点滴治療は困難となりますのでご了承ください。
■G6PD欠損症の方
G6PD欠損症という赤血球膜の遺伝性酵素異常がある方は赤血球が壊れてしまい、溶血性貧血を起こすため、ビタミンC25g以上の点滴はできません。治療開始時にG6PDの酵素活性を測る検査が必要です。
※当医院ではビタミンC25g以上のは点滴しておりません。
■インスリン注射をしている糖尿病の方
高濃度ビタミンC治療後は、簡易血糖測定器で測る血糖値が、見かけ上は高値になりますが、実際は低血糖の状態となり、血糖管理が難しく治療中の患者さんにはビタミンC治療は困難です。
■その他、心不全、腎不全、腹水、胸水のある方はこの治療を受けることはできません。
はい、白くできます。 神経のない歯は、歯の内部から汚れて変色していますので、通常のホワイトニングとは、別に歯の裏側から薬剤を入れて中から白くするウォーキングブリーチと言う方法で白くできます。資料案内やブログもあわせてご参照ください。
個人差はございますが、通常漂白効果は1週間程で白さを実感していただけます。その後の後戻りにをご心配される方もおられます。ブログに長期経過症例がございます、合わせてご参照ください。
当医院で作られたホームホワイトニング用のマウスピースをお持ちの方は、薬剤のみの購入も可能になります。当医院で使用させていただいているジェルは高濃度のため、フィット感のあるホームホワイトニング専用のマウスピースを精密に製作しております。当医院で作られたマウスピースではない場合は、薬剤もれの心配があるため購入はご遠慮いただいております。ご了承ください。
最初はほぼ毎日使用し、ご希望の白さになりましたら、月1回などにしていただければと思います。
ホームホワイトニングだけでも白くなります。一般的にオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を平行して行うデュアルホワイトニングを行い、メンテナンスでホームホワイトニングを行っていくのが効果的といわれています。
基本的に当医院でご購入いただいた薬剤は30分以上2時間以内での装着をおすめしていますので、朝の通勤時間や、お風呂に入る時がおすすめです。自分の生活に合った時間を一緒に探していきましょう。
ホームホワイトニングは自宅で行い、オフィスホワイトニングは歯科医院で行うものです。それぞれについてメリット・デメリットが異なります。ホームホワイトニングは、自宅で好きな時間に行うことができ、全ての歯を白くすることができ、自然な白さと効果の持続性は高いですが、時間がかかります。オフィスホワイトニングは即効性があり、歯科医師・歯科衛生士の管理下で行われるので何かあった時にも安心できます。
当院では、ご希望の白さについてお伺いし、その白さにするには、どのくらいの期間と費用がかかるかの目安を、歯医者でやるホワイトニングとお家でやるホワイトニンングでお伝えし、患者様のご希望にあうプランのご提案をしております。
お気軽にご相談ください。
アタッチメント(エンゲンジャー)とは、マウスピース矯正の際、歯に回転などの力をプラスするために歯の表面に装着する数mmの突起のことです。まれに、破損や紛失する場合がございます。その際はご自身で判断せず、すぐに担当医師にご相談ください。
これらの出っ張りは、(アタッチメントまたはエンゲージャーと言います)は、歯の移動を効率的にするためのものです。
アライナーは咀嚼中に加わる力に耐えるようには製造されておらず、また、ガムは糖分が多く粘着性が高いためすぐにアライナーが外れてしまいます。アライナー装着中は、お水以外は避けていただきたいので、ガムを噛まないでください。
アライナー装着中は原則的にお水以外は外していただきます。
●糖分が入っている飲み物(ジュース・清涼飲料水など):糖分が含まれている飲み物の場合、歯とアライナーの間に飲み物が入り込んで虫歯の原因となりますので、アライナーをつけたまま飲むことはお勧めできません。
●糖分の入っていない飲み物(コーヒー・紅茶など):アライナーの着色の原因になりますので、アライナーを外して飲むことをお勧めしております。
●熱い飲み物:変形の原因となりますので、避けてください。
マウスピース矯正は食事や歯磨きの時に取り外しできます。その為、飲食時にアライナーを取り外し、普段通りに飲食をすることが可能になります。
アライナー矯正の治療費用は、診療案内のほうに、矯正パッケージによる金額について記載がありますが、パッケージの選択については患者さまの状態により異なりますので、お気軽にご相談ください。
また、お支払い方法に関しても様々ご用意がございますのでご相談ください。
治療期間は患者様の症例または治療計画によって異なります。歯科医師による診察と口腔内スキャナーによる3Dシュミレーション後、治療期間が決定いたします。奥歯がしっかり噛めている方だと、半年から1年くらいが多いです。
すぐに担当医師にご相談ください。アライナーが浮き上がっていると歯列に適切な矯正力が与えられずさらに計画していない方向に歯の移動が生じる場合がござますのでアライナーを歯にしっかりフィットさせることが重要です。
アライナーに慣れるまで舌がもつれる場合があります。通常は数日で解消します。
マウスピース矯正は従来のワイヤー矯正と比べて歯の移動量が少ないため痛みが出にくく、矯正装置を外して食事をすることができるといわれてます。また装置が粘膜に接触してできる口内炎による痛みも格段に少なくて済みます。
医院にご連絡下さい。患者様の状況により次のステップに進めていい場合や1つ前のステップのアライナーを装着して頂き、紛失・破損したアライナーを再注文する場合もございます。
当院は予約制となっておりますが、急患の方は随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
1回の診療時間を長めに取り、まとめて治療していくことも可能です。いつまでに治療を完了したいか、治療計画をご相談の上、次回のアポイントを取らせていただきますのでお気軽に問い合わせください。
虫歯は、虫歯菌が出す酸によって歯が溶け出すことで起こります。一度むし歯になって歯に穴ができてしまうと、自然に治ることはありません(穴が開く前の初期むし歯であれば適切なケアを続けることで抑制することはできます)。
むし歯が進行して穴が深くなっていくと、歯の中心にある神経に近づいていき歯の外からの刺激(温度刺激、物理的な刺激など)が伝わるようになり、神経に炎症が起きて痛みが生じてきます。
炎症が強くなってくるとさらに強い痛みが出てきて何もしなくてもズキズキしてきます(自発痛)。ここまでくると痛み止めの薬を飲んでも効かないぐらい症状が強くなります。この状態で歯科医院に来ると、麻酔の効きが悪くなり治療中も痛みと戦わなければならない非常につらい状態になってしまう場合があります。
強い痛みを我慢し続けると、次第に痛みが和らいで症状が無くなってきます。これはむし歯が治ったのではなく、神経が壊死してしまい痛みの感覚がなくなってしまったために起こる状態です。神経が壊死してしまうと歯が弱ってしまい脆くなってしまいます。
それでもむし歯を放置し続けると、細菌感染が神経の中を通じて根の中、根の先の方にまで進んできます。そうなると今度は根の周囲、歯ぐき回りに膿が溜まります。ここまでくると歯ぐきが腫れたり、噛むと違和感を感じたりと再度痛みが出てきます。
最終的にむし歯により歯がボロボロになり、治療が困難になると歯を残すことが厳しくなり抜歯せざるおえなくなります。
その他にも歯や歯ぐきだけでなく周りの組織にも悪影響を及ぼす可能性がありますので、むし歯は放置せず早い段階での治療を受けることをお勧めします。
喫煙により唾液の分泌量が低下します。そのため口腔内が乾き細菌が繁殖します。
また、ヤニが歯面に付着することで表面がざらつき、プラークが残りやすくなります。複数の要因が重なることで虫歯のリスクが高まると言われています。
銀歯や詰め物は虫歯にはなりませんが、劣化します。劣化すると、歯と詰め物の間に隙間ができ、汚れが溜まりやすくなります。すると、そこの隙間に入った虫歯菌の影響で虫歯が進行します。神経がある歯はよいのですが、神経をとってある歯だと、痛みを感じることなく進行するので注意が必要です。また、銀歯の中は歯ブラシなどではお掃除できませんので、定期的に歯科医院で虫歯チェックをしていきましょう。
たとえ痛みがない虫歯でも治療する必要があります。痛みを感じていらっしゃる場合には、既に虫歯はかなり進行しています。ご自身の歯を削らずに守るためにも、早期な段階で治療をされることをおすすめいたします。
糖分の摂取回数の多い人、唾液の量が少ない人、唾液の質、口腔内細菌の数・種類など、さまざまな虫歯リスクがあります。簡単に取り組める習慣で虫歯予防などありますので、メンテナンス時に少しずつ実践していただけたらと思います。
はい、当院は予約制となっておりますので、お電話またはWEBにてご予約ください。
緊急の場合はお電話にてご相談ください(予約優先ですので、お待たせする場合があります。)
ホルモンバランスが変化したり、つわりのせいでブラッシングが困難になったりなど、妊婦さんのお口の健康は悪化しやすい環境にあります。妊娠中の歯周病は、生まれてくる赤ちゃんの健康にも悪影響を与える可能性がありますので、早めの治療を心がけましょう。
妊娠5~7か月の安定期が最も歯科治療を受けるのには適しています。原則として妊娠中に歯科の治療を受けて悪い時期はありませんが、妊娠初期は悪心・嘔吐を伴うつわり、を伴っている場合も多く、その場合は、応急処置にとどめておく場合もあります。お腹が大きくなってくると、仰位低血圧症候群をきたしやすいため、長時間の治療は体に負担がかかりやすくなります。こまめに『うがい』していただいたりして対応していきましょう。
歯科の局所麻酔では薬剤の使用量も少なく、赤ちゃんへの影響を心配する必要はありません。しかし、局所麻酔薬を使用しなくて済む場合以外は、より安心して麻酔を使用するため、かかりつけの産婦人科医に相談されることをお勧めしております。
妊娠初期はお腹の赤ちゃんのエックス線に対する感受性が高いので注意が必要ですが、妊娠15週以降お腹の赤ちゃんは器官形成が終わっているので、レントゲン被爆の影響を受けることはほとんどないと考えられています。歯科用のレントゲンはお腹に直接エックス線が当たることはなく、さらに防護用の鉛エプロンを必ず着用していただきますのでまず問題はありません。
なお、当医院では最新のデジタルレントゲン装置を導入しておりますので、従来型の10%〜25%のエックス線量での撮影が可能です。しかしながら、レントゲン撮影による診断がどうしても不可欠な場合以外は、お母さんの精神的不安を回避するため、撮影しておりません。(産後に撮影したりなどで対応可能な場合がほとんど)
過度に心配する必要のないレントゲン撮影ですが、妊娠の可能性がある場合は、お気軽に歯科医師にご相談くださいませ。
妊娠中に限らず薬は飲まないで済めばそれにこしたことはありません。しかし、病気にかかってそれが母体や赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があれば、薬を飲み、積極的に治療していく必要があります。幸い、歯科治療で使用する薬のほとんどは妊娠中であっても比較的安全に使用できますが、当医院ではその中でも最も安全な薬をなるべく少量で効率よく使用していく方針をとっています。
出産後には妊娠中には控えていた積極的な歯科治療が可能になります。これには麻酔を使う歯科治療も含まれます。そして、歯科用の局所麻酔薬で授乳期間中の使用が禁忌にされているものはありませんが、3ヶ月位までは赤ちゃんの代謝機能が未成熟なのでミルクや搾乳での対応が望ましいです。(麻酔使用後、2時間をピークにわずかに母乳へ移行、6時間後は半分以下、24時間後は全てが代謝されます。)
歯肉炎の可能性があります。歯肉炎は歯周病の初期症状です。
妊娠中の重度歯周病は早産につながるという海外の報告もあり、
歯周病で産出されたプロスタグラジンという物質が弱った歯肉の
血管から体内に入り子宮の収縮を起こすためと考えられています。
歯周病の原因菌に女性ホルモンを栄養源とするものがあります。
妊娠中は女性ホルモンが増加し、この原因菌が活性化するので歯周病になりやすくなります。
また、つわりで歯磨きがしにくくなったり
小分けにして食べることで食事回数が増え口の中のケアが不十分になり
口腔環境が悪化してしまいます。
ブラシ部分が小さい歯ブラシにしたり、殺菌作用のある洗口液の使用がおすすめです。
難しい場合は、食後すぐに水でぶくぶくとうがいだけでもしてください。
いつでもご来院ください。
妊娠の期間により治療が可能な場合もございますが、妊娠初期や妊娠後期はお薬や麻酔の使用を避けたいので応急処置のみとさせていただいております。
基本的に乳歯が生え始めたら歯磨きをしましょう。最初はガーゼを使って磨くなど、お子様だけでなく、保護者の方もお口のなかを触れることに慣れていきましょう。わからないこと、不安なことなどはご相談ください。
※麻酔は、量や体質、その日のお体の状態により異なりますが1〜3時間効いています。麻酔が覚めにくい時は、温かいタオルで局部を温めるのが効果的です。
※麻酔が効いている間は、舌や口唇、頬を噛む恐れがありますので、麻酔が切れてからお食事していただければ安心です。
施術後、麻酔が切れるまで2〜3時間ほど時間がかかります。
麻酔が効いている状態でお食事されますと、唇や舌を噛んでしまう恐れがありますので、完全に麻酔が切れてからのお食事をおすすめしております。
また、治療した側でのお食事により、出血したり、カサブタが取れたりすると痛みが出ますので、反対側でお食事をおすすめしております。
抜歯後すぐは麻酔が切れるまでの間は違和感がありますが、喋れないというよりは、唇の周りの痺れにより喋りにくい感覚が2時間ほど残ります。
また、血の味が次の日ないし数日続くので、多少はご不便をおかけするかと思います。
入れ歯に長期間にわたり蓄積したタバコのヤニ、茶シブなどは専用のブラシや洗浄剤を使用してもなかなか落ちにくいものです。やすりなどで無理に取ろうとすると、入れ歯が破損する原因にもなります。無理に取ろうとせず、汚れが気になる場合はかかりつけの歯科医に相談しましょう。
入れ歯は高温により変形する恐れがございますので、絶対に60度以上のお湯で熱湯消毒をしたり、浸したりしないでください。
①食べカスなどをブラシで清掃
②150ml程度のぬるま湯(約40度)に、『ポリデント』を1錠入れ、入れ歯を浸します。
③浮き上がった汚れをブラシで清掃
入れ歯全体を5分から一晩を目処に洗浄液に浸してください。洗浄液に浸した後に、洗浄液を『ポリデント入れ歯用ブラシ』などにつけて磨いてください。
④最後にヌルヌルチェック
洗浄後は水でよくすすぎ、残った洗浄液はすぐに捨ててください。
バネの付近や、人工歯と人工歯肉の間などに汚れが溜まりやすいので、特に注意してください。
天然歯用の歯磨き粉で入れ歯を磨くと歯磨き粉に含まれる研磨剤で入れ歯に傷がついてしまいますので、入れ歯を傷つけないためにも、天然歯用(お口用)の歯磨き粉は使わないようにしましょう。
入れ歯に傷がついてしまうと、細菌が繁殖しやすくなります。
※電動歯ブラシで使用できる歯磨き粉は大丈夫です。
入れ歯には細菌や真菌(カビ)など、目に見えない菌が付着しています。この病原菌がお口の中で繁殖すると炎症を引き起こし、全身の病気へと発展していく恐れがあります。全身の健康のためにも、入れ歯は毎食後、洗浄し清潔に保ちましょう。
新しい入れ歯は革靴やヒールと同じで、最初はお口の粘膜が靴ずれのように痛くなってしまいます。1ヶ月くらいで落ち着いてきます。以下なじむまでの流れをご参照ください。
★1日目
新しい入れ歯の生活の始まりです。心配や不安を感じているのはあなただけではありません。新しい入れ歯に慣れる第一歩を踏み出しましょう。
★2日目〜14日目
口の中がだんだんと新しい入れ歯に慣れていきます。ですがもしかすると、入れ歯で口の中あちこち痛くなるかもしれません。そんな時はかかりつけの歯科医に相談しましょう。
★15日〜29日目
話す時や食事の時にまだ意識はしてしまいますが、口の中の異物感には慣れつつあります。また、痛む場所は少なくなっているはずです。
★30日目
ようやく入れ歯に慣れてきた頃だと思います。そろそろ好きなものを食べてみるといいかもしれません。しかしここで終わりではありません。定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが大切です。
数か所に注射するので、ある程度の針を刺す際の痛みはあります。痛みを感じにくくするため注射部分をしっかり冷やしてから施術しますので、痛みに弱い方にも安心して治療をお受け頂けます。
当医院でボトックス注射は噛みしめや食いしばりを解決するための治療方法にしておりますので、できかねます。
ボトックス治療はボツリヌス菌そのものを注射するわけではなく、
ボツリヌス菌を十分に精製した、身体に害のない安全な薬材を使用しますのでご安心ください。
ボトックス注射後は針の跡が点状に残ったり、皮下出血が起こることがありますが、この反応は一時的でお化粧で隠せる程度です。
ボトックス注射の効果には個人差がありますが、2〜3日後に効果が出始め、徐々にえらの筋肉が弱まり細くなっていきます。
念のため、ボツリヌスキトシン注入治療後、3ヶ月以内の妊娠は避けていただくようお願い致します。
ボトックスはボツリヌストキシンと呼ばれる複合毒素からボトックスと呼ばれる毒素を抽出したあと毒素を取り除かれて抽出された成分(タンパク質の一種)で、ボトックス注射またはボツリヌス注射と呼ばれていますが、どちらも同じものになります。
歯科では噛み締め時に最も大きい筋肉である咬筋に注射を行い、筋肉の活性を抑えることで、歯ぎしり食いしばりを軽減する方法です。
美容整形の部門では、筋肉を弛緩させることにより、シワ取りや小顔治療に使用されています。
以下の方は注射が困難となりますのでご確認くださいませ。
・筋弛緩作用を有する薬剤(ミオナール、テルネリン)内服中の方
・慢性呼吸器障害治療中の方
・閉塞性隅角緑内障の方
・妊娠している可能性がある、妊娠している、授乳中の方
・18歳未満、70歳以上の方
・輸血などに宗教制限がある方(ヒト血清アルブミン含有のため)
『A型ボツリヌストキシン製剤』を使用しています。
このお薬は、世界60カ国余りに対し輸出契約を結び、韓国製のボツリヌスキトシン製剤では初めて米国FDAの認可を受けているものです。
国内で唯一厚生労働省の認可を受けたボトックスはアメリカ(アラガン社)の商標登録で、こちらの『ナボタ』は同じ合成物の韓国製のものです。成分より、効果もほぼ同じといわれています。
【主成分】A型ボツリヌスキトシン100 unitis・ヒト血清アルブミン0.5mg・塩化ナトリウム0.9mg
2~3日、激しいジムなどの運動、お顔のエステはお避けください。
まれに、頬に青あざができる場合があります(大事なご予定の前はお避けください)。
また、妊娠の可能性のある方はご遠慮ください。
1週間後にもう一度経過をみさせていただきますので、次の週のご予定もご確認くださいませ。
注射後2〜3日後に効果が出始め、3〜6ヶ月ほど効果が持続します。継続することにより、効果持続時間が延びてくると言われており、はじめての施術後は3ヶ月、3回目くらいに6ヶ月おきの施術が一般的です。
4000~5000円になります。以下が内容になります。
初診時の内容としましては、レントゲン写真、歯周病検査(ポケット検査)、AIのむし歯早期発見口腔内スキャナーによる検査(NIRI)、口腔内写真、歯周病についての説明、3Dデータにてむし歯・噛み合わせの説明、クリーニング、となっております。
(歯の本数、状況により料金が前後します。施術前に料金のご説明がありますのでご了承ください。)
フッ素は虫歯に強い歯を作る薬剤で、9000ppmFの高濃度フッ素(市販の歯磨剤1450ppmF)を塗布します。歯に直接高濃度フッ素を塗布することで、効率的に歯質を強化することが出来ます。フッ素の効果を最大限効かせるため、塗布後のご飲食は30分間避けていただくことをおすすめしています。
最近の電動歯ブラシは超音波の振動で歯についた歯垢を除去できたりする、すぐれた商品が販売されています。普通の歯ブラシでも電動ブラシでも歯磨きの効果は磨き方次第で大きく変わります。電動歯ブラシはこんな方におすすめになります。
□効率的に効果的な歯ブラシがしたい
□いままでの歯ブラシの動かし方の習慣の改善が難しい
□歯磨きしにくい歯並び
歯の傷つかない配慮がある電動歯ブラシがおすすめです。
当医院でも電動歯ブラシのご購入が可能になりますのでご興味のある方はご相談ください。また、歯ブラシの当て方などもご相談ください。
お口の大きさ、歯並びにより個人差はありますが、歯ブラシの頭がなるべく小さめで、普通の硬さを通常はお勧めします。
当院でも厳選のおススメの歯ブラシを販売しております。歯並びやお好みに合わせて、おすすめをご提案させていただきます、お気軽に問い合わせください。
どんなに丁寧に磨く方でも100%キレイに磨くのは難しいといわれています。
自分ではなかなか落とせない歯の汚れや歯肉の内側深く入り込んだ歯垢など、ご自身で除去出来ない汚れの除去のためにも歯科医院での定期健診やメンテナンスが必要です。
お口の状態の悪い方は1ヶ月に一度、通常は3~6ヶ月に一度をお勧めいたします。
1回のオフィスホワイトニングで平均6段階白くなります。歯質やシェードの段階により個人差がありますが、施術前後の短時間ですぐに白さを実感できることがオフィスホワイトニングの特徴になります。
ホワイトニング時の痛みの感覚は個人差が大きく、同じ薬剤でも痛みがある方とない方がいらっしゃいます。当医院では、ホワイトニングの方法を調節したり、知覚過敏抑制ジェルを併用したりすることにより、多くの患者さんが苦痛なくご希望の白さまでホワイトニングを行っています。
ホワイトニングは歯の色自体を白くします。歯のクリーニングは歯の色はそのままに表面の汚れを除去します。
どの部分の着色かは、わかりにくいものです。ご希望の白さを色見本を見ながらお伺いし、患者様毎のご希望に合わせたホワイトニングをご提案しております。ご相談は無料で、しつこい勧誘などもありませんのでお気軽にご相談ください。
その人の生活環境にもよりますが、通常は1年程度とされています。ホワイトニングの効果を持続させるためにも、食生活や歯の手入れなどにも注意することが大切です。
白さのキープにはホームホワイトニングがおすすめです。ご相談ください。
ホワイトニングで歯が白くなるのは、被せ物や詰め物などが入っていない天然の歯のみです。また、テトラサイクリン歯など、歯の着色が強い場合は効果が薄い場合があります。
ホワイトニング剤の主成分は過酸化水素、あるいは過酸化尿素です。正しい方法でホワイトニングを行えば、歯のエナメル質(一番表面の部分)にダメージを与えることは気にしなくて良いと思います。
但し、虫歯があったりすると歯にダメージを与える恐れがあります。また、知覚過敏の症状を起こす方も中にはいらしゃいます。当医院では、歯の状態や歯茎の状態をしっかり検査してから、ホワイトニング治療を行いますのでご安心ください。知覚過敏の症状が出た時にはすぐにお申し出ください。
18歳以下の方は、まだ歯の成長過程にあるのでおすすめできません。年齢の上限はありません。男女問わず受けていただけます。
妊娠中、授乳中の方の安全性は保障されていません。緊急性を要する治療行為ではありませんので、安心して受診できる時期までお待ちになるようお勧めします。
変色にはさまざまな原因が考えられます。一般的に考えられる原因は加齢やお茶、コーヒー、コーラ、タバコなどによる着色、そして、外傷や歯の古い修復物によるものです。また、発育期の抗生物質(テトラサイクリン等)の服用による副作用による変色も考えられます。
小学校3~4年生までは必要です。ここに関しては、過保護と思わず、仕上げをお願いします。
乳歯でも永久歯でも、歯が生えて間もないときはフッ素の効果は高いので、歯が生えてきたらできるだけ早い時期から、歯科医院でフッ素塗布をすることをお勧めします。
但し、フッ素を塗れば安心なわけではありません。大切なのは歯みがきの習慣やきちんとした食生活、そして歯科医院での定期健診です。
押さえつけたり等の強制的な治療はいたしません。無理やり治療するのではなく、お子様の希望を尊重しつつ的確な処置を行っていきますのでぜひ一度、一緒にご来院ください。(重度な虫歯で強制的な治療が必要と判断した場合は、他医院での治療をおすすめさせていただく場合があります)
基本的に乳歯が生え始めたら歯磨きをしましょう。最初はガーゼを使って磨くなど、お子様だけでなく、保護者の方もお口のなかを触れることに慣れていきましょう。わからないこと、不安なことなどはご相談ください。
乳歯が虫歯のまま、お口の中が虫歯菌であふれている状態で後続の永久歯が生えてくると、生えたての弱い歯はたちまち虫歯になってしまいます。乳歯は1つ虫歯になれば、他の歯も虫歯になりやすく、何度も治療に通わなければいけない、とさえ言われておりますので、虫歯になる前に予防に通うのが理想的です。
麻酔がきれる頃から一時的に痛みが出る場合があります。
傷口が出来たことと同じですので、傷が治るにしたがって痛みは和らいでくると思います。痛みがひどい場合は痛み止めを服用してください。
治療している歯は脆くなっています。治療中の歯で噛まないように注意してください。今日、根管内に入れたお薬は1〜2週間しか作用しません。
それを過ぎますと、根管内でバイ菌が繁殖してしまう可能性がありますので、必ず次の治療を受けるようにしてください。
治療によって細菌の量が減っていくと、体に溜まっていた膿を出そうとします。しかし、詰め物によって行き場所を塞がれているので、膿が溜まって歯茎が腫れ得て痛む場合があります。その際はご連絡ください。
歯の根管の形や状態によって治療回数、治療時間が異なります。ご了承ください。
仮の蓋の表面が取れてくることがありますが、表面だけであれば問題ありません。
来院予定より前でも何か変わったことがありましたらお気軽にご連絡ください。
もちろん可能です。
しかし、歯の根が成長途中の場合は様子を見ることもあります。
また、歯髄の一部のみを除去し、根の成長を促す場合もあります。
歯の中の根管の数や根管の形状や炎症の有無よって根管治療に要する時間は変わってきますが、上下顎前歯、下顎小臼歯は通常一根管ですので、スムーズに進めば2回で根管治療が終了する事も多いです。上顎大臼歯は通常は三根管、場合によっては四根管ですので根管治療に3〜4回とかなりの時間を要する事が多いです。
当院では根管治療に60分程度の時間を確保してまるべく少ない回数で終わらせるよう努めております。
抜歯をした場合は、抜歯をした箇所になんらかの対策を練る必要が出てきます。
両隣の歯があればブリッジにするか、両隣の歯を削りたく無ければ、取り外しの義歯、義歯が嫌であれば骨量に問題無ければインプラント、いずれにせよ、欠損したままでは歯が倒れてきたり、噛み合わせの歯が廷出してきたりするため、さらなる悪循環になります。
そのため、根管治療をして保存を試みるのが第一選択なのです。
歯の治療において、歯の根管の中の様子や状態は肉眼でははっきりと把握する事が出来ません。
見えたとしても根管の入口付近まででしょう。
また、治療ユニットに付いている無影灯では、光が歯の根管内部に届きません。
歯科用のルーペを用いても倍率は10倍程度が限界ですが、マイクロスコープでは最大倍率は20倍以上です。
付属しているLEDライトが根の先の状態も捉える事が可能となりますので、根管治療の正確性も向上し、根管治療にとても有効と言えます。
また、歯の根管が閉鎖気味になってる場合でも、根管を発見出来る確率が上がります。
歯の神経をとった後は必ず根管治療を行う必要がございます。
ファイルという根管治療器具を使って根管内に付着している感染歯質、腐敗物質を丁寧に清掃して行くのですが、狭い根管に最終的な薬(根管充填材)を入れるために、ファイルを使って少しずつ広げて行く作業をします。
この時、小さくしか穴を開けないならばファイルを上下左右充分に動かす事が出来ず、根管内部に感染歯質を取り残す可能性が高くなるのです。
これが病気の再発に繋がるので上部の穴を、ある程度大きく開けることが必要となります。
歯には神経があります。分かり易く言うと血管です。神経のある歯は知覚があり、冷たい刺激、熱い刺激などを感じる事が出来ます。虫歯菌が神経を汚染すると無菌状態が保てず神経を取る事になります。
その際に、歯自体は保存することが出来ますが、神経を取ったその日から血液の供給が無くなるので劣化が始まるわけです。その結果、時間の経過と共に歯の色調が悪くなって行きます。
神経を取った事で歯茎自体の色の変化はありませんが、歯に近接してる歯茎に関しては変色した歯の色調を拾ってしまうこともあります。
根管治療が成功すれば、補綴処置を施して歯の保存が出来ます。
しかしながら、歯には寿命があります。
神経を取っていない歯(有髄歯)と、神経を取っている歯(無髄歯)を比べたら前者の方が寿命は長いです。有髄歯は血管があるので歯には栄養が行き届き、元気なまま使うことが出来ます。
無髄歯となっても歯の保存は出来ますが、血管がないので栄養は届かず、神経を取ったその日から劣化が始まります。最終的には、劣化により歯根の破折を起こす事が多々あります。
抜歯の原因の多くがこの歯根破折と言われ、根管治療をしても劣化による歯根破折を起こすと抜歯になります。(むし歯や歯周病は予防可能)
原因は「細菌」です。歯の神経が生きていれば、根管内は無菌状態です。しかし、むし歯菌によって歯質が溶け、何らかの原因で細菌が歯髄にまで達すると、歯髄が感染炎症を起こし、歯根にトラブルが起こります。
※麻酔は、量や体質、その日のお体の状態により異なりますが1〜3時間効いています。麻酔が覚めにくい時は、温かいタオルで局部を温めるのが効果的です。
※麻酔が効いている間は、舌や口唇、頬を噛む恐れがありますので、麻酔が切れてからお食事していただければ安心です。
施術後、麻酔が切れるまで2〜3時間ほど時間がかかります。
麻酔が効いている状態でお食事されますと、唇や舌を噛んでしまう恐れがありますので、完全に麻酔が切れてからのお食事をおすすめしております。
また、治療した側でのお食事により、出血したり、カサブタが取れたりすると痛みが出ますので、反対側でお食事をおすすめしております。
抜歯後すぐは麻酔が切れるまでの間は違和感がありますが、喋れないというよりは、唇の周りの痺れにより喋りにくい感覚が2時間ほど残ります。
また、血の味が次の日ないし数日続くので、多少はご不便をおかけするかと思います。
下顎の親知らずの抜歯の場合、腫れることが多いです。腫れは2~3日目がピークとなり、口が開きにくくなるまで腫れることがあります。歯が横に埋まっている抜歯ほど腫れる場合が多くなります。
上顎の親知らずや、親知らず以外の抜歯の場合腫れることは稀です。
抜歯後1週間くらいになると、抜歯窩の中の血餅もほぼ自然に無くなり、新しい歯肉が抜歯窩の底から出来始めます。 縫合した場合はこの頃に糸を取ります。 この頃から歯磨きやうがいも普段通り行っていただいて大丈夫です。
基本的には1本ずつですが、ケースによっては2本一度に抜歯できる場合があります。左右同時は出来ませんが、上下同時はお口の状態によりますので、ご相談ください。
抜歯後そのまま放置しておくと、噛みにくくなるだけではなく、口全体の歯並びが悪くなったりあごの骨が痩せてしまったりと、悪影響が広がります。必ず人工歯を補う治療が必要です。
できれば、歯の根まで再生するインプラント治療をすることが望ましいです。
親知らずに限らず、抜歯後に穴があき、歯肉がもり上がらず痛みも続く状態をドライソケットと言います。歯を抜くと歯を支えていた骨がむき出しの状態になり、そこにすぐに血液が入り込み治っていくのですが、この血液が、骨に緻密すぎたり、強いうがいをしたりして骨の上で固まりにくい状況になりますと、治ってゆくきっかけを失ってしまった状態となり痛みが続いてしまいます。
親知らずに限らず、抜歯後に穴が完全にふさがるには、一ヶ月ほどかかります。
下の親知らずでは1~2週間は、穴があいているのは普通だと思いますが、歯の大きさ、生え方、抜いた時の状況等により、治り方もいろいろです。
まっすぐに生えている親知らずで、虫歯や歯周病を患っておらず、周りの歯に悪影響を及ぼしていないのであれば、無理に抜く必要はありません。
親知らずを残しておくメリットとしては、大切にケアをして残すことで、将来歯を失った所に親知らずを移植(自家歯牙移植)したり、親知らずをブリッジの土台や義歯(入れ歯)のバネをかける歯として利用できる場合があります。
今はお口の中に問題がなくてもそれがずっと続くとは限りません。
将来起きるかもしれない問題のために親知らずを抜かずに残しておくのも一つの方法です。
親知らずは必ずしも抜く必要はありません。
上下の親知らずがまっすぐ生え、咬み合っていれば抜く必要はありませんが、斜めに生えている場合や、咬み合わせに悪影響を与えている場合は抜いたほうがいいです。
また、親知らずは一番奥にあり、歯ブラシが届きにくいため、磨き残しに注意する必要があります。汚れ(歯垢)がたまると、親知らずやその手前の歯が虫歯になったり、親知らずの周囲の歯ぐきが腫れて痛くなったりするため、上手に磨けないときは抜くことも考えたほうがいいでしょう。
矯正治療のために親知らずの抜歯が必要な時もあります。
親知らずの抜歯をご検討中の方は一度ご相談くださいませ。
抜歯直後は傷口の痛みがあります。その後数日たっても痛みが続く場合、痛み止めを飲んでも効かないくらいの痛みがある場合、急に痛みが復活した場合やリンパ節や頭痛がある場合、傷口が感染を起こしている場合があります。我慢せずに歯科医院に連絡しましょう。
ほとんどの場合、仮歯もしくは入れ歯を入れるようにしております。手術によってはすぐ入れられない場合もございます。ご不安な点がございましたら歯科医師へご相談ください。
痛みがなくても抗生物質と痛み止めは服用してください。感染予防と炎症を和らげる効果があります。
手術後の手術した部位の歯ブラシは避けてください。縫い合わせている糸が切れたり傷口がひらいたりしますので、他の部位を歯ブラシで丁寧に磨くことをオススメします。その際、歯磨き粉は使わないようにしてください。また、歯磨きの後の「ぶくぶくうがい」もしないようにしましょう。どうしても、という方は軽くゆすいでツバを吐く程度でお願いします。糸が取れたら、術後の専用歯ブラシにて磨いていただきます。
手術後は、できれば軽いシャワー程度にしてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。
ほとんどの場合、術後3~4時間くらいで麻酔が切れます。しびれが切れれば食事をしても大丈夫です。ただ、ご飲食の際はできるだけ手術をしてない箇所で食べ物を噛んでください。また、できれば柔らかい物をお召し上がりください。栄養をとった方が抵抗力がつきますので早く治ります。
できるだけ運動は避けてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。また体が疲れると抵抗力がなくなり治りも悪くなります。
患者さまによっては外科的刺激が大きくなり少し腫れることがありますが、それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配いりません。多くの方は3~4日後に腫れがピークとなり、約1週間ほど経てば収まります。
堅い物を噛むと歯が割れる時があるように、あまり堅い物はやめた方がいいと考えております。普通に食べられる物であれば問題ないと思います。
患者様により個人差がございますが早い方なら、約3か月程度で正常に噛めるようになっています。ただ、増骨をした場合は期間が骨の状況により伸びる場合もございます。
他の歯の被せ物と同様に壊れたり欠ける事があります。当医院では10年保証をとらせていただいており、不具合などございましたらすぐにご連絡ください。
●外科手術が必要です。
●噛めるまでに期間がかかる――通常のケースでは数か月かかりますが、患者さまの状態により、手術をした日に噛めるようにすることも可能です。
●費用がかかる――インプラントは健康保険を適応できないため費用がかかります。しかし、インプラント治療を行ったことによる健康への寄与を考えると決して費用が嵩むとはいえないと思っております。また、万が一何かあった場合は保証もついております。
「よく噛める」「入れ歯のような不快感がない」「他の残っている歯を守ることができる」など、さまざまなメリットがあります。
その人の健康状態によっても異なりますが、普通の健康状態であれば80代くらいまで可能です。
歯槽膿漏は歯の周囲の骨を溶かしてしまうため、インプラントを埋めるだけの骨の量が足りない場合があります。その場合は、骨を作る手術を併用してインプラントを埋めます。極端に骨が少ない場合は出来ない場合もあります。
また、歯周病の治療をせずにインプラントを埋めても、歯周病の細菌がインプラントにも感染しますので、歯周病の治療も必要になります。
また、インプラントを埋めたあとの定期的なお口全体のクリーニングも必要となります。
インプラントが骨にしっかり固定されておりますのでご自身の歯とほぼ同じ感覚で咬むことができます。入れ歯の不具合で悩んでいた方からは、何でも咬めるようになったという嬉しいお声を頂いております。
手術中は麻酔をしますので痛みの心配はありません。
入れる本数や場所によっても変わりますが、手術自体の時間は1時間半〜2時間前後で終わります。
4000~5000円になります。以下が内容になります。
初診時の内容としましては、レントゲン写真、歯周病検査(ポケット検査)、AIのむし歯早期発見口腔内スキャナーによる検査(NIRI)、口腔内写真、歯周病についての説明、3Dデータにてむし歯・噛み合わせの説明、クリーニング、となっております。
(歯の本数、状況により料金が前後します。施術前に料金のご説明がありますのでご了承ください。)
歯周病は磨き残しである細菌の塊が、唾液成分のミネラルなどの力によって、歯ブラシでは落とせないくらいに固い石のようになってしまうと、歯茎が炎症を起こし、歯を支えている骨を溶かしてしまうのが歯周病の進行です。
歯周病の予防においては、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。
歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身の普段のケアと歯科医院でのメインテナンスで歯周病を予防しましょう。
年齢やお口の健康状態によって変わりますが、少なくとも3~6ヶ月に一度のメインテナンスをお勧めいたします。
歯周病におすすめの歯磨き粉はありますか?
歯周病の原因となるバイオフィルムの中まで浸透・殺菌するタイプがおススメです。歯周病が軽度の方用と重度の方用の2つのタイプがあり、当院で販売してますのでお気軽に問い合わせください。
ニコチンは血液循環や免疫機能が障害され、歯周病の原因となる細菌に対する歯肉の抵抗力が低下し、歯周病を進行させたり歯肉の治癒力を低下させてしまいます。
たばこを吸ってない方に比べて、歯周病のリスクが2~3倍上がると言われています。
できれば禁煙をしていただきたいのですが、どうしても禁煙できない場合は、日頃からお口の健康に気を配るようにしましょう。
いろいろな理由が考えられますが、歯周病の可能性が高いと思われます。歯磨きの度に歯茎から出血する場合はお早めにご来院ください。
歯周病は一般的には中高年に発症することが多く30代の8割以上の方が罹っているといわれておりますが、まれに若年性歯周炎と言って10代、20代でも急激に歯周病が進行する方がいます。早期発見・早期治療が大変重要ですので、若いうちから歯周病予防を考えるのは決して早すぎる事ではありません。
ぐらついている歯と、周りの組織の状態で変わってきます。
ぐらついていると感じた時はなるべく早くご来院ください。
歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気が歯周病になります。歯垢や歯石が原因で歯茎の炎症がおこり、悪化すると歯を支えている骨が溶け出して最後には抜けてしまいます。
歯周病が一度進行してしまうと回復が難しい病気のため、早期発見・早期治療が大変重要です。
基本的には麻酔が切れて感覚が元に戻れば飲食して頂いてけっこうです。麻酔の使用量と、切れるまでの時間は個人差がありますので、確実なことは言いにくいのですが、1時間半から2時間が目安です。また、麻酔が効いている間は感覚がありませんので、口の中を火傷したり、頬や舌を噛んでも分かりません。麻酔が効いている時は熱い飲み物と食事は控えるようお願いします。
治療の必要があれば麻酔は0歳から可能です。 歯の治療に使う局所麻酔はアレルギーや特殊な全身の病気がない限り身体に影響はありません。 麻酔を使わないで治療を行う事によりお子様が治療に不快感や痛みを感じるとトラウマになり治療に非協力的になってしまう場合もありますので、状況に応じて、保護者の方とご相談しながらおまじない(麻酔)するか決めています。
個人差で少し痛みを感じる時もあるかもしれませんが、その場合でも蚊に刺された程度の痛みぐらいしか感じずに済むと思います。
痛いのが怖くて苦手な方は、まずはお気軽になんでもご相談ください。
麻酔をするかどうかは虫歯の深さや、患者さんの個々のご要望にお答えしながら適応します。とにかく麻酔がいやだという方も状況に応じて使用するべきかどうかを説明させていただきます。
麻酔には細心の注意を払い、なるべく痛くないように行います。また、麻酔の注射の針自体が痛くないよう、事前に表面の麻酔(クリームを塗るだけです)も行いますので、痛みが苦手な方も、どうぞご安心下さい。
麻酔の量や個人差によって異なりますが、2 ~ 3 時間くらいは持続します。部位やその日の状況により前後があり、1日続いてしまう場合もございます。温かいタオルなどで血流を上げていただくと消失しやすくなります。