治療について

実は難易度が高い「歯の根の治療」について

歯の根の治療とは?

歯の内部には痛いと感じる『神経』と『血管』のある歯髄という部分があります。
歯の根の治療は単に「歯の神経を取る」というイメージがありますが、正確には「細菌感染を起こした部分を除去する」治療です。

根の治療は再発率50%以上とも言われ、実は非常に難しい治療です。
しかし、再発が多い治療と言われるのには理由があります。

歯の根の治療が難しい3つの理由

1.歯の根の形状が複雑なため、人間の目で見て治療するには限界がある
2.根管内に唾液とともに菌が侵入するため、除去後に再感染しやすい
3.密閉性の少ない被せ物により、長期的に見ると菌の繁殖が起きやすい

しかし、逆に上の3つの理由を改善することができれば成功率は跳ね上がります。

ハニー歯科の根管治療

1.複雑な形状の根は勘に頼る治療から、マイクロスコープ使いしっかり見ることで治療の確実性を大幅に上昇(※マイクロスコープは人の目の20倍)
2.ラバーダム防湿で唾液をブロックし再感染を防止
3.気密性の高いセラミック治療でさらに成功率をアップ

ハニー歯科では、ラバーダム防湿を徹底し、お口の中の菌が入らないようにすることはもちろん、感染部分を効率的に除去できる機器の使用も行い、1本1本を大切に治療しています。

↓複雑な根の中をお掃除する機械(Dr Ruddle開発の機械)

根の複雑性がわかる動画

比較 一般的な
保険適用
根管治療
当医院の
保険外
根管治療
治療回数 6〜8回 2〜4回
歯を削る量 健康な歯質もかなり削る 中程度
歯の強度 かなり脆くなる 脆くなる
歯の見た目 基本的に銀歯 白くできる
治療成功率 50% 90%
適応 全てのC3の歯に適応 全てのC3の歯に適応
費用 1回1,000〜3,000円くらい 根管1本につき 11,000円(税込)
※ラバーダム防湿のための隔壁、破折していた際のリペアなど必要な場合は、別途費用がかかります。5,500円
ポイント ⭐︎成功率をアップさせることができる

根管治療の治療症例

【治療前の状態】赤丸部分の根の先に膿が溜まり、黒くなっています

根管治療前

【マイクロスコープによる根管治療後3年経過】骨の形成が認められます

根管治療3年経過後

通常は抜かなくてはいけない歯も、根の治療や、エクストリュージョンという歯を矯正治療にて引っ張りあげたり、クラウンレングスニングという外科処置をすることで残せる場合もあります。また、破折歯の状態によっては、ご希望により温存に試みる治療の方法もお伝えさせていただいております。(※マイクロスコープによる根の治療、矯正治療などは、保険外治療となります)

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