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ちょっとくらいのむし歯は自分で治せる!フッ素の力について

むし歯のレベルは5段階あります。
小さいむし歯のレベル0から始まり、進行度によってレベル4までの段階があり、レベル0〜1の小さいむし歯であれば、進行をストップさせる、「再石灰化」で削る事なく様子をみることができます。歯の再石灰化を助け、むし歯予防に効果を発揮してくれるのが「フッ素」です。

フッ素の力

フッ素には3つの力があります。
1.歯を強くします
2.細菌の酸による攻撃を防御します
3.細菌の付着を防止します

フッ素は、家で使う歯磨き粉、フッ素洗口剤、歯科医院でやってもらう高濃度フッ素などがあります。
下の表は、どのフッ素製品を使用するのが効果的か?という有名な論文からの抜粋です。

(表の参考文献:カリエスブック 伊藤直人 著)

上記より、歯磨き粉の予防の信頼性が高いことがわかります。

フッ素は取りすぎてはいけない!うそ?ほんと? 〜フッ素の歴史〜

歯科医学のなかで、もっとも長い疫学研究、かつ生命科学で実証されている疫病予防法がフッ素の研究と言われています。

1800年 日本を含めた世界の各地で歯に白い点ができる異常が報告される
1930年 飲料水にフッ素をいれる場合、むし歯が少なくなること、高濃度では白い点が歯にできることが判明
1964年 FDI(国際歯科連盟)がむし歯予防としてフッ素を推奨
1969年 WHO(世界保健機関)も加盟各国に対してフッ素を推奨
これに従った先進国では、フッ素の普及とともにむし歯が急激に減少
日本は、歯磨きが最高の予防手段だと過信し、市場占有率10%台にとどまる
1985年 FDI・WHOより「日本は砂糖消費量が少ないにもかかわらず、フッ素が希薄であるためにむし歯が多い国」との指摘を受ける。
2010年 先進国には遅れをとったが、フッ素配合歯磨剤のシェアが90%になる。2017年には集団フッ化物洗口や高濃度のフッ素塗布の普及も進んできている。

結論:日本は過去の水道水にフッ素をいれて地域全体でむし歯予防をする際の濃度の誤りによるショックより、フッ素に対して、他先進国に比べまだまだ消極的である。
使用方法を守れば、かなり有効な予防法であることが言える。

フッ素の効果的な使い方

・フッ素がしっかり入った歯磨剤で1日2回、最後のうがいは1回、少量の水でお口の中にしっかりフッ素を残す
・フッ素なしの歯磨き粉で磨いた場合、1日3回以上糖(食事の糖も含まれる)を摂取すると歯がむし歯になります。一方、フッ素入り歯磨き粉で磨いた場合、糖の摂取が1日5回までは、むし歯になりそうになっても自分で治す再石灰化でむし歯にはならず、1日7回以上になるとむし歯になる、という研究結果があります。
・また、フッ素入りの歯磨き粉で1日1回フッ素をとる場合と1日2回フッ素をとる場合では、あきらかに2回の方が予防効果があり、2回と3回は、そこまで差はないという研究があります。

むし歯リスクがかなり高い方は、歯磨き粉によるフッ素に加えて、フッ素洗口剤と歯科医院でのFバーニッシュが必要となりますが、フッ素が入った歯磨き粉を適切的に使用することが重要です。

当医院では、日本の薬事法の最大量フッ素が配合されている歯磨き粉をいくつか取り扱っています。中でも、歯周病治療にも効果を発揮してくれるSP-Tジェルは、毎日利用するお気に入りの歯磨き粉です。8月中は歯磨き粉のサンプルがもらえるお得なキャンペーンもしております!!

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