今日は11月8日『いい歯の日』ですね♪
というわけで、いい歯を維持するためのコツや習慣をまとめました。
患者さまとの会話シリーズ Vol.5-1
患者プロフィール:Mさま(30代・女性)
気になりごと:
・歯ブラシしていたのにむし歯になってショック
・なぜ、むし歯になるのか知りたい
原因:
・メンテナンスに2年ほど来院してなかったため、バイオフィルムが溜まっていた(菌によるもの)
・飲食店の店長ということで、試飲の回数が多かったこと(飲食回数)
・某有名メーカーの海外の高価なホワイトニング歯磨き粉使用(フッ素が入ってない)
対処法:
論文の一部、むし歯にならない習慣より〜
①水以外の食べる回数を1日5回以内にする(キシリトール100%はOK。糖質ないだけNG)
②高濃度フッ素を1日2回以上摂る(歯磨き粉、洗口剤など)
③メンテナンスにしっかり通う(ハイリスクの人は頻度を多くする)
抜粋論文:Minimal intervention dentistry for managing dental caries -a review(むし歯予防の権威ある教授たち4人のエビデンスにもとづく論文)
※飲食回数を変えられない場合は、お水をこまめに飲み、お口の中の酸性度の中和を促すことをおすすめします
※高濃度フッ素の歯磨剤に切り替え
※ハイリスクのため、染め出しをした上での徹底的なクリーニングをしながら、メンテナンス間隔は短く設定
まとめ:
むし歯の発生率(35歳以下)は、
6年間メンテナンス続けた人は、むし歯0.2本。
サボった人は14.9本(74.5倍むし歯になりやすい)
という論文もあります。
参考論文:Axelsson 2004年
痛くなる前に、歯科医院でクリーニングをして、いい歯を維持しましょう♪