一度歯が悪くなってしまった場合、抜くほうが簡単な場合が多いのは事実です。

なるべく削らず 、患者様の歯を残す治療を行っております

基本方針

当院では2000年に国際歯科連盟(FDI)が提唱した、歯に与えるダメージを最小限に抑え、本当に悪い部分だけを取り除いて修復する「ミニマムインターベンション」に基づき、なるべく削らず詰め物の量を抑える、痛みを和らげる麻酔注射を用いる等、患者様に負担を与えず、できるだけ歯を残すための治療に取り組んでいます。

痛みを抑えた麻酔への取り組み3ポイント

麻酔の痛みは『針を刺す時の歯茎の痛み』『薬液を注入する時の痛み』があります。
当医院では両方の痛みを抑えるように3つのポイントで取り組んでいます。
麻酔の流れ
1.粘膜へ表面麻酔クリームの塗布
2.極細の針を採用
3.薬液注入時の痛み軽減のため、コンピューター制御の電動麻酔器で注入の圧力とスピードをコントロールしています。

むし歯の治療には保険と自費があります

むし歯の保険治療は、むし歯の進行状況により異なりますが、白いプラスチックや、銀歯で治療します。治療回数は1回で済む場合もありますが、数回来院が必要な場合もあります。
むし歯の保険外治療とは、他医院で神経を取らなければいけないと診断された方、保険のプラスチック治療よりもきれいな治療、なるべく歯を削らない治療のために各種治療法を提供しています。むし歯の進行状況に応じて、保険診療と自費診療を使いわける患者さまが多いです。

むし歯の早期発見、予防

歯と歯の間のむし歯は発見しずらく、むし歯になりやすいところです。当医院のNIRIという口腔内スキャナーは、放射線を使わず、早期検知が難しい小さいむし歯(表層下脱灰など)も検知できます。
早期発見することにより、銀歯などの被せ物の率が飛躍的に上がります。

『削る歯を最小限にするダイレクトCR』

多種類のプラスチックを直接歯に盛り付け、自然な歯の色に近い詰め物を再現する方法です。被せ物が不要なため、型をとる詰め物に比べて、歯を削る量を圧倒的に抑えることができ、自分の歯を弱らせることなく治療ができます。
リスク:マイクロスコープとラバーダム防湿を使用した治療になるため、時間がかかることと保険外治療であること。また、適応症限定があります。

『セラミックインレー』セラミックを使用した詰め物のことです。

まるで自分の歯のような自然な白さ、質感を再現でき、むしばの再発リスクが抑えられます。
リスク:歯ぎしりや嚙みあわせ調整に不具合があった場合は早期に外れてくる場合があります。
治療期間:3回(①型取り・仮歯②セット③嚙みあわせ確認)